法人概要
スタッフ紹介

みんなでのびていく

バオバブの樹の特徴は、プロ、保護者、当事者が一体となって運営していること。プロが当事者を支援するだけでなく、団体の活動を保護者が支えたり、講演会やグループワークのキーパーソンとして成長した当事者が活躍したりしています。困りごとを小さな心と身体一杯に抱えてバオバブの樹にやってきたこどもたちが成長し、小さなこどもたちに寄り添って活動している姿、講演会で立派に自分のことを伝えている姿を見ることは、かけがえのない喜びです。

スタッフ紹介

■プロスタッフ■

沖村可奈子(言語聴覚士)

思い立ったらすぐ行動、良いと思ったことはやらずにいられない特性をフルに生かして、「困っているこども達」のために突き進む。クセ強めのスタッフ達の特性を適性に変換し、団体運営の強力な推進力にする操縦術はまさに神業( “猛獣使い”との声も)。「本当にこどもたちの味方になってくれる人」を嗅ぎ分ける嗅覚に優れており、臨床心理士、音楽療法士、言語聴覚士といったプロの先生方と日常的につながりバオバブの活動を充実させているのはもちろん、陶芸家、昆虫博士、科学実験のおじさま方などとの楽しいイベントも実現してきた。バオバブの樹の根っこであり、幹であり、天に伸びる枝であり、みんなをその木陰に宿す葉でもある、バオバブの樹そのものの存在。いつも「こども」が真ん中のその視点から学ぶことは尽きない。言語聴覚士ではあるけれど、その行動力と視座の高さは資格名では語れない。

◆慶応義塾大学卒業後、国立身体障害者リハビリテーションセンター学院 言語聴覚学科を経て言語聴覚士に。脳血管障害のリハビリを経験後、ディスレクシアを中心に発達障害のこどもと深く関わる。日本のディスレクシア臨床研究の第一人者であるLDディスレクシアセンターの宇野彰先生(筑波大学大学院教授退官)からディスレクシアの世界最先端の知識を学び、ミシガン大学では最新のセラピー技術を身に付ける。帰国後、アメリカで学んだ楽しいセラピー技術を用いて、楽しみながらこどもたちの「できた!嬉しい!」を支えたいと願い、個別相談室『soof~すーふ~』を開設。こども達と継続的に向き合う時間を充実させるとともに、親御さんとの面談時間も確保し日常の中で起こるこどもたちの「困りごと」を軽減できるよう働きかけている。2009年、当時からスタッフだった小野田の「時期尚早では…」という50分に渡る説得をあっさり聞き流し、NPO法人バオバブの樹を設立。

■サポートスタッフ■

グループワークやイベントでこどもたちのサポートをしてくれたり、沖村先生と一緒に講演会で当事者としての思いを語ってくれたりしているスタッフです。

ふみやくん
(ホームページ作成・更新)

小6でバオバブに来て、高校2年生からスタッフとして活躍してくれているふみやくんは、感覚過敏、読み書きが苦手、じっとしていられない などの色々な特性を持っているからこそ気づけることを、たくさん伝えてくれる貴重な存在。こどもたちの気持ちを代弁してくれる、鋭いナイフの様に見えることもあるふみやくんは、誰よりも繊細で、かわいいものが大好き。アニメ、ゲームPCオタクであることもふみやくんの魅力。「ゲームを禁止する親がいるけれど僕にとってゲームはコミュニケーション手段のひとつ。ゲームを通して人とつながることができるってことを知らない大人が多すぎる」という名言に、ハッとした大人も多いのでは。
ご自慢の自作PC、中でもMSIというメーカーがお気に入り。

笑顔がかわいいMくん

好きなこと… バイクや車などのメカ うごかないこと
バオバブのこどもたちとの活動

嫌いなこと…学校 じっとしていること
電車やバスに乗ること(乗らない)

こども好きのSちゃん
(見かけの可愛らしさとは違ってサバサバ男前)

好きなこと…スポーツ 食べること バオバブのこどもたちとの活動

嫌いなこと…電車のつり革などにさわること じっとしていること

永遠のわんぱく小僧Kくん

好きなこと…スポーツ バオバブのこどもたちとの力技の遊び♪

嫌いなこと…学校での英語の勉強 こう見えて、意外と人見知り

いつも黒い服のKくん

好きなこと…ナイフ ナイフ砥ぎ 硬くて光るもの

嫌いなこと…集団行動 約束すること

誰とでもすぐに仲良くなれる才能があるTくん

好きなこと…サッカー おしゃれ

嫌いなこと…じっとしていること 人の言うことを聞くこと

ゴムまりMちゃん

好きなこと…絵を描くこと 寝ること 食べること

嫌いなこと…じっとしていること 文字を読んだり書いたり

好青年Sくん

好きなこと…スポーツ 苔を愛でること

嫌いなこと…服の襟がピッてしまらないこと ブルーライト

仕事が丁寧なSちゃん

好きなこと…家でYouTubeを見ること ひとりで過ごす時間

嫌いなこと…急に対応すること スケジュールが詰まること

ムードメーカーTくん

好きなこと…ゲーム 社会

嫌いなこと…ブルーライト まぶしいこと

パープル髪の癒し系Rくん

好きなこと…髪の色を変えること

嫌いなこと…マウントを取られること

■運営スタッフ■

バオバブのこどもたちが一番良い環境で過ごせるよう、バックオフィス(会計、メール関係、HP整備、すーふの整備、会報発行など)を整えたり、困っている保護者への対応など様々な働きをするスタッフです。

脇美佳
(NPO法人バオバブの樹 理事長、ほのぼのサロン担当)

昔はナイスバディ、今は美味しい手料理で愛する夫の心を捉えて放さない女性らしさのかたまり。お化粧のうまさも天下一品。愛があふれすぎて愛息を構い過ぎるのを、沖村先生に止められた過去を持つ。バオバブの樹でもそのあふれる心遣いで、すーふの環境整備(掃除、整理整頓、備品の補充etc.)や美味しいものの差し入れ、ぱんた♪に参加する親御さんへの細やかな声かけなど、温かいケアがありがたいお母さん的存在。煩雑なグループワークの場所取りを毎月してくれたり、イベント、飲み会の場所設定もバッチリ。Mさんとともに手芸部(現在休止中)を担う手芸番長でもある。

E.K
(メール・映像、ほのぼのサロン担当)

出会った時から笑顔のかわいらしさが変わらない、永年ママスタッフ(ババスタッフになる気配なし)。しかし、その笑顔の裏に潜む謎の10代。東京西部でバリバリいわせていたとかいないとか…。元祖エクセルシスターズと呼ばれるほどのエクセル好き。頭の中が非常に整頓されていて、どんな時もバオバブの窓口として外からのたくさんのアクセスを的確にさばき、必要な情報を過不足なく、しかも愛に溢れた優しい表現にして伝えてくれる。様々な過去の履歴もすぐに出てくる情報バンク、かつ、ご主人と共に講演会の記録なども映像バンクとして残してくれている。バオバブの総合的緻密さは彼女なしにはキープできない。バランスの良さは、バオバブの精神的支柱。

M.M
(インナーコミュニケーション、ほのぼのサロン担当)

この人の手から生み出せないものはないのではないかと思うくらいの手芸好き、クラフト好き。今は包丁研ぎにはまり、気づいたら2時間研ぎ続けていたという。集中力と探求力、ご主人操縦力はハンパない。やわらかな人柄と出会う人が警戒感を抱きにくいまあるい空気感、ちょっとなまりの入った穏やかな話しぶりで、沖村先生がお子さんと話している間は親御さんの相談に乗り、親御さんと話している間はお子さんと遊ぶという、他のメンバーには真似できない重要な役割を担っている。ママスタッフ随一の多彩な子育て経験を生かして、たくさんの親御さんの気持ちを助けてくれている。いつも穏やかな心優しいMさんが怒るのはよほどのこと。バオバブの良心。

J.S.
(会計、ほのぼのサロン担当)

永遠の少女の雰囲気を漂わせ、一見か弱そうに見えるけれど単独行動大好きで、一人旅もお手の物。社会人一年目の時には並み居るオタク系男性陣を押さえ、堂々『付き合い悪い人No.1』を獲得した強者。バオバブスタッフの75%が苦手とするお金関係のことと、コツコツと細かい作業を積み重ねていく事務的なことを、それはそれはきっちりと、驚くほどの完成度で整理する、新エクセルシスターズ。スタッフの皆が苦手なことに煩わされないで済む様に、細やかな配慮と、他の人のルーズさを笑って許す度量の広さで支えてくれる。一方で、こどものまま大人になったような彼女の感覚に気づかされることも多く、バオバブの活動内容を考える時の大事な指標となっている。

小野田和代
(広報担当)

仕事だと思えば約束の10分前に来るけれど、私生活では1時間以上人を待たせる自称“時間音痴”のルーズ肌。声がでかくて圧が強いので親御さん対応には不向きだが、雇用機会均等法第一世代というキャリアウーマン(古い…)歴を生かし、団体活動における“社会的な正しさ”を担保し“困った時に頼りになる”存在。熱い思いを持って正しいことをしようとする人が大好きで、沖村先生の「ほんわりとした」「新しいことへの挑戦」を具体的に形にするのが大好物。バオバブの屋台骨。伝えたい思いを言語化する能力は神業。よって、バオバブのプレゼン担当。いつも楽しい雰囲気に盛り上げるムードメーカーでもある。